Topページ 冠詞ノート [1.8.2008更新]
「モモクリ3年、前置詞8年、おまけに冠詞は15年」これは、私が作った格言です。日本人が英語を熱心に勉強して、前置詞にあまり困らなくなるには8年かかり、冠詞が違和感なく使えるようになるには15年かかるという意味です。実際、初心者の方からの質問で一番多いのが「冠詞」についての質問ですし、私自身もわからないところがたくさんあります。本コーナー「冠詞ノート」では、そんな日本人の悩みを少しでも解消できるように、私自身が調べたり勉強したことをわかりやすくお話していきたいと思います。
1)りんごの話 2)レモンの話 3)家具の話 4)言語の話 5)ガラスの話 6)野球の話 7)忠告の話 8)市長の話 9)バスの話 10)ベッドの話 11)土地の話 12)一部の話 13)距離の話 14)年齢の話 15)温度の話
*初めて読む方は、1)から順にお読みください。
本稿は、以下の文献を参考に記述しています。この本は、冠詞の用法に関して最も体系的に書かれた本の一つであるといえます。
例解「現代英語冠詞辞典」(樋口昌幸著、マイケル・ゴーマン協力 大修館書店)
| 1)りんごの話 |
名詞にaがついたりつかなかったりするのはどうしてか?りんごを題材に、話をすすめていきましょう。 1) Eve plucked an apple and offered it to Adam. 2) Is there apple in this salad? 訳:1)「イブはりんごをもいでアダムに与えた」 1)のappleはanがついていますが、2)のappleにはついていません。この違いはどこから生じるのでしょうか? 実は、aが使われるかどうかの第一の決め手は、「はっきりした形があるかどうか?」にあるのです。1)のりんごは、イブがアダムに与えた1個のりんごです。小学生にクレヨンを渡して「りんごの絵を書いてよ」と頼んだら書いてくれるような、りんごです。一方、2)のりんごは、切り刻まれたりんご(りんごを丸ごと1個をそのままサラダに入れる人はいない)ですから、りんご固有の形は失われているわけです。 3) I bought a chicken. 4) I bought chicken. 3)と4)の違いもわかりますね。3)は「固有の形を持ったにわとり」ですから、要するに、にわとり丸ごと1羽、ないしは、にわとりの丸焼きで全体の形をとどめているものを買ったのです。これに対して4)では、丸ごとではない鶏肉を買ったことになります。 では、ここで質問です。「ジムはキャベツを食べるのが好きではなさそうだ」を英訳した場合、「キャベツ」は、a cabbage でしょうか、それとも cabbageでしょうか? キャベツを食べるときのことを考えてみましょう。私達がふつう食べるキャベツは、トンカツに添えられた千切りのキャベツや、ロールキャベツなどの料理であって、「キャベツ固有の形を保ったまるごと一個」ではないはずです。よって、正解は、Jim doesn't seem to like eating cabbage. となります。 ではもう1問。「スープに玉ねぎを加えて」の「玉ねぎ」はどうでしょう? 5) These tools are made out of stone. 6) Jim threw a stone into a pond. 訳:5)「これらの道具は石で作られている」 5)のstoneにaがついていないのは、ここでのstoneは道具の「素材」としての石だからです。スープに加えられたすりおろし玉ねぎと同じ扱いなのですね。これに対して 6)のstoneは、はっきり1個の石です。小学生に、「池に石を投げるジムの絵を書いてね」と頼めば、はっきり1個の石を描いてくれるでしょう。 以上から、果物、野菜、肉、そして石などの場合、まるごとそのままの場合は aがつき、切ったもの、材料・素材となったものにはaがつかないことがわかります。 |
| 2)レモンの話 |
| 「一切れのレモン」は、a slice of lemon といいます。lemonにaがついていないのは、lemonを「素材」として考えているからです。a piece of cake(一切れのケーキ)、a dish of pudding (一皿のプリン)等も同様に考えられますし、「一種の家」が、a kind [sort, type] of house であって、a kind of a house とならないのも同じ理由からです。 1) A lemon is an acid fruit. 2) Would you like a slice of lemon in your tea? 3) We've just had a new carpet fitted in our bedroom. 4) She cut up some bits of carpet for the children's playhouse. 訳: 1)のレモンが、レモン1個であるのに対し、2)のレモンは、素材としてのレモンですからaが付きません。3)は、「一枚の製品としてのカーペット」で、きちんとした形がありますから、a carpet ですが、4)のカーペットは、some bits(数切れの切れ端)の材料としてのcarpetなのでaはつきません。
6) This is a new kind of melon. 7) A bungalow is a type of house. 8) What sort of flower do you like best? 訳: 5)〜8)は、kind, type, sort の用例です。 |
| 3)家具の話 |
英語のfurniture(家具)には、aがつきません。不加算名詞です。日本人にとって「家具」とは、机やベッドなどの1つ1つのものを指しますが、英語のfurnitureは、机やベッド、本棚などの「集合体」を指すことばなのです。ですから、Aさんの部屋のfurnitureと、Bさんの部屋のfurnitureは、違っていてあたりまえですね。 Aさんの部屋のfurniture :ベッド、机、本棚、ドレッサー... こう考えると、furnitureには決まった形がないことがわかります。人によって違うものから構成されているからです。決まった形がないものにaをつけることはできません。 「ジーニアス英和辞典」のfurnitureの項に、furnitureを構成するものの一覧が載せてありますので、引用します。日本語の「家具」よりも範囲が広いことがわかります。 さて、このfurnitureの原理をよく理解すれば、baggage [luggage](荷物)や、machinery(機械類)にaが付かない理由もわかります。baggage[luggage]は、suitcase, trunk, bagなどから構成されますが、人によってその構成に違いがあります。また、工場には多くの機械(machine)がありますが、それ全体を指す言葉がmachineryです。工場によって機械の構成には違いがありますね。 次は「お金」の例です。 money(お金),cash(現金)は、furniture同様、お金全体を指す語なのです。Aさんの財布にはお札が5枚に硬貨が10枚、Bさんの財布にはお札が10枚に硬貨が15枚...というように、「お金」の構成は人によって様々ですね。一方、note, bill(お札)やcoin(硬貨)は構成物であり、数えられるのです。 最後に「この道路には交通量が多い」の英訳をやってみましょう。 5) There are a lot of traffics on this road. (×) 5)はtrafficを複数形にしていますが、これはダメです。traffic(交通)は、全体を指す言葉であり、不加算名詞なのです。車、バス、トラック、バイクなど、様々なものから構成されていますよね。
全体を指すことば 構成物を指すことば 家具 furniture bed, bookcase など |
| 4)言語の話 |
前回、furnitureは「全体を指す言葉」で不加算名詞、bedやbookcaseは「構成物を指す言葉」で加算名詞という話をしました。この考え方をさらに応用してみましょう。 1) Language is a means of communication. 2) Bob speaks five languages. 3) You should learn a foreign language. 訳. 言語にはたくさんの種類があります。日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語...こう考えると、languageは加算名詞です。一方、これらの各言語の集合体としての「言語」、もっとわかりやすく言えば、各言語に共通する働き、機能というものを考えれば、不加算名詞になります。先ほどの例でいえば、ベッドや机にあたるのが、各国の言語で、furnitureにあたるのが、集合体としての言語です。「言語」の場合、「全体を指すことば」も「構成物を指すことば」も同じlanguageという語を使うわけですね。 4) You have a hair on your collar. I'll take it off. 5) Judy has beautiful blonde hair. 訳. 髪の毛1本、1本は数えられますが、その集合体、すなわち頭に生えている髪 6) There is no absolute standard for beauty. 7) She was known as a great beauty in her time. 訳. 世の中には美しい人がたくさんいます。今、美人を100人集め、彼女たちに共通する性質を言うとするなら、それこそ、まさしく「美」でしょう。「美」とは、美人に共通するものを言い表したものなのです。そこで、美人は加算名詞ですが、「美」は不加算名詞になります。 |
| 5)ガラスの話 |
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1) He handed me a glass. 2) This bowl is made of glass. 訳. 「素材は不加算、製品は加算」というのはわかりやすい考え方です。類例をあげてみましょう。 3)The body is made up primarily of bone, muscle, and fat. 4) Bill fractured a thigh bone. 5) Aspirin is a mild analegesic. 6) Do you want to take an aspirin for your headache? 7) Black coffee leaves a bitter taste in the mouth. 8) Can I get you a coffee? 9) Diamond is the hardest material known. 10) Her ring was set with a large diamond. 11) My jacket is lined with fur. 12) I wear a fur in the winter because it's very warm. 訳: |
| 6)野球の話 |
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2) I watched a football game on TV. 2)でどうしてaがあるのかといえば、もちろん、gameについている aですね。「試合」は数えられますから。 3) They are playing catch in the playground. 4) Jim likes to play pool once a week. 訳: また、学問名もaをつけません。学問は、無限に深化し一定の形がないものだからです。 5) Biology and botany are life sciences. 6) I studied European history at college. 7) Meg is studying statistics at university. 訳: |
| 7)忠告の話 |
| 前回勉強した「一定の形を持たない」ものは aがつかないという説明でよく理解できるもので、日本人が間違いやすいものには、advice, information, news,evidence, progress, weatherなどがあります。 1) Let me give you a piece of advice. (○) 英語のadvice(忠告)はその場限りのものでなく、将来にもわたって有効であるべきものなのです。つまり、adviceには終わりがなく、一定の形を持たないことになりますから、aをつけることはできません。an advice や many advices は間違いです。「1つの忠告」と言う場合は、a piece of advice などの言い方をします。1)を、Let me give you an advice.(×)と言うのは間違いです。 adviceと同様に、progress(進歩)も、将来にわたってどんどん進歩していくことが想定されるので、aをつけることができません。 2) They say they are making steady
progress towards a peace settlement. 3) This book contains information about a wide variety of subjects. 4) We are delighted at the news that our daughter is expecting a baby. evidence(証拠、証明)は、ある主張が真実かどうかを示すが完全には証明できない事実や情報のことです。完全に証明できるわけではないので、一定の形を持たないと考えられるので、aがつけられません。 5) Evidence suggests that these oils can help prevent heart disease. weather(天気)は、範囲を決めることができないものです。今、雨が降っている地域があるとして、それを rainy weather と言う場合、どこまでがrainy weatherなのか決めることはできないですね。 6) We had ideal weather for a walk. 訳: |
| 8)市長の話 |
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1) They elected her mayor. それは、この文におけるmayorは、「働き」を表しているからです。一人の人間を表しているのではなく、市長というものの働きを表しているのです。 2) Bill was appointed as chairman. 3) He returned to Searchlight as editor in 1983. 訳. ここで、疑問を感じた方がいるはずです。「役割だからaがつかないというのであれば、She is a mayor.(彼女は市長です)のmayorだってaはつかないはずではないか?」という疑問です。これは全くもって当然の疑問ですが、実は、be動詞(あるいはそれに準ずる動詞)の後に「職業」が来るときはaがつくのです。 この点については、ドイツ語やフランス語の文法の方がはるかに統一的です。英語の He is |
| 9)バスの話 |
| by + 名詞で「輸送手段」「移動手段」「通信手段」等を表す場合、名詞にaはつきません。そのものの「働き」を表しているからです。下の例文2),4),6)が「by+輸送手段」のパターンですね。aがつきません。 1) Jim isn't old enough to drive a car. 2) I always go to work by car. 3) A bus is coming. 4) I'll go by bus, not by taxi. 5) I've got a phone and a fax. 6) Reply by fax. 訳. しかし、by以外の前置詞を使った場合には、aや所有格などが必要になります。8),10)でaが、12)でtheがついているのは、by以外の前置詞を使っているからですね。 7) Some of the beaches can only be reached by boat. 8) They escaped the island in a tiny boat. 9) Tokyo is eighteen miles from Yokohama, about thirty minutes by train. 10) I can't read on a train. 11) I spoke to Jim by telephone. 12) I spoke to Jim on the telephone.
13) Let's go by long-distance bus next time. 14) Rick was run over by a bus when he was eleven. 訳. |
| 10)ベッドの話 |
| 名詞が、その「働き」を示す場合にaがつかないのは、「乗物」等に限りません。次の例文の2),4),6),8)は、byの後の名詞がその「働き」を示しているために、aがついていませんね。 1) It's a machine for slicing bread. 2) The letters are sorted by machine. 3) Bill wrote a check for $50. 4) I'd like to pay by check. 5) Could you give me an example of a popular modern writer? 6) Keep in mind that they learn by example. 7) I found a spelling mistake. 8) Someone must have left the door open by mistake. 訳.
9) My father bought me a bed for my room. 10) What time do you usually go to bed? 11) Could you lend me a pencil? 12) Don't write it in pencil. 13) There is a school at the foot of the mountain. 14) I go to school by bus. 訳. |
| 11)土地の話 |
| 名詞にaがつくのかどうかを判断する上で大切な観点の一つに「範囲が限定されているかどうか」があります。landを例に詳しく説明してみましょう。 1) Land is scarce in the metropolitan area. 2) Amphibians live both in water and on land. 3) My uncle was from a land across the sea. <訳> 参考書を見ると、aがつかないlandは「土地」で、aがついているlandは「国」と書いてありますが、どうしてそうなるのでしょう?その違いは「範囲が限定されているかどうか」によるのです。 皆さんは、land「土地」という言葉を聞いてどういうイメージを持つでしょうか?「あっ、私にとっての土地とは、3丁目の角にある、今度新しい家を建てる予定の土地だ!」などと、妙に具体的な土地を思い浮かべる人(笑)もいるかもしれませんが、土地というものは本来、「どこからどこまでが土地だ」などという範囲を考えたりしないものなのです。このように「範囲」が限定されないものは、それゆえ、決まった形を持たないといえます。すでに(3)「家具の話」や(5)「ガラスの話」で学んだように、決まった形を持たないものにはaをつけることはできません。したがって、「土地」はaがつかないといえます。1)や2)の例文がそうですね。 では、3)のlandにはどうしてaがついているのでしょうか?これは、「人為的に国境線で区切られた土地(=国)」を指しているからです。 では、範囲が限定しているかどうかで、aのあるなしが決まってくる例をあげてみますので、皆さんも一緒に考えてみてください。 4) This book covers a new field. 5) Ken hit a long ball to right field. 6) Much of Scandinavia is covered in dense forest. 7) Lucy drove through a pine forest on a deserted rural road. 8) This area used to be meadow but it was ploughed up during the war. 9) At noon, the villagers gather at a meadow. 4)の「新しい分野」とは学問等の分野でしょうか。他の分野とははっきり区別できるものですね。一方、野球の「右翼側」というのは、「ここからは右翼です」とグラウンドに線が引いてあるわけではないので、右翼の範囲は、実ははっきりしないのです。そのため、aがついていません。 次に6)のforestと7)のforestの違いを考えて見ましょう。「見渡す限りの森」という言い方がありますが、見渡す限りの森を目の前にしたとき、私たちは、「その森の範囲はここまでだ」などと考えないものです。6)の森は、まさにそうで、範囲を考えないために aがつかないのです。一方、7)の森は、車で15分かけて通過したとして、森に入るときには「今から森に入るぞ」と意識し、森から出るときは「森を出たぞ」と意識するでしょう。つまり森の範囲を意識することになりますから、aが必要です。 8)は、この地域が牧草地だったと述べていますが、その牧草地がどれくらいの広がりを持つものであったかには無関心です。一方、9)は、広場のようなところを想定しています。 <訳> |
| 12)一部の話 |
私は以前、「〜の一部」というときに、a part of〜と言っていました。「日本語で「一部」というものですから、ついその「一」という感覚でaをつけていたのです。しかし、ある時辞書を見て、part of〜 がふつうの言い方であることがわかりました。例えば、「彼女の話の一部」は、part of her storyと言います。このように日本語からの類推で英語を考えることは絶対にやめなければなりません。 1) Part of her story is interesting. では、どうしてpartにaがつかないのでしょうか?それは、ただ「一部」と言われても、どれくらいの範囲を占めるのか全くわからないからです。「一部」と言われただけでは、その範囲を限定できません。ゆえにaが付かないのです。では、ある程度範囲を決められれば、aがつくのでしょうか?これは、はい、付くのです。partに large(大きな)やsmall(小さな)などがつくと、だいたいどれくらいの部分かがわかりますのでaが付きます。 2) A large part of the budget will be spent on advertising. partを使った例文をさらに見ましょう。 3) He became part of our family. 4) His success was due in part to luck. 5) They took part in the protest. 3)は1)と同じ考え方でいいですね。4)のin part は「ある程度、いくぶん」の意味で使われます。5)は「〜に参加する」=take part in〜で熟語ですが、「一部分を取る」と発想すればよいですね。 <訳> landやpartでよくわかったように、「範囲が限定されているかどうか」は、たいへん重要な観点です。他の単語で、類例を見ましょう。 6) James took the books off the table to make room for the television. 7) I'd like a room with a shower, please. 8) The building cast a long shadow on the field. 9) This corner of the room is always in shadow. 10) When he reached shore, Jim felt almost euphoric. 11) We are on a shore of white sand too hot to stand still for a moment. 6)のroomの意味は「空間」です。この空間を、適当な範囲に区切って作ったものが7)の「部屋」なのです。 8)のshadowは、長方形なら長方形のはっきりとした形を持った影ですが、9)は、ただ漠然と暗くなっていることを表しているだけです。 10)は岸の範囲には関知していないのです。一方、11)は修飾語句がつくことによってどんな岸なのかが限定されています。 <訳> |
| 13)距離の話 |
| 「範囲が限定されているか」どうかで、aのあるなしが決まってくる例をさらに追加しましょう。 1) I couldn't find a place to park. 1)は、自分の車を停められる場所を、つまり駐車場のような場所を想定していますので範囲がありますね。それでaがついています。2)のtake placeは「起こる、行なわれる」の意味の熟語ですが、文字通りの意味は「場所を占める」です。今まで存在しなかったものが、この世の中に「場所を占める」ようになるわけですが、どこからどこまでを占めるかはさっぱりわかりません。3)のbe in placeは「本来あるべき場所にある」という意味です。これは、あるべき場所にあるかどうかのみに関心があり、そのあるべき場所の広さ・範囲などには無関心なので、aはつきません。 4)のpropertyは、私有地の広さには関心がなく、公有地か私有地のどちらかといえば私有地だといっているわけです。一方、5)の話者の頭の中には、自分の家屋敷が思い浮かんでいます。 <訳>
6)と7)の違いは何でしょう?
6)のdistanceは、具体的な距離を示しているわけではないのでaはつきませんが、7)は、「3マイル」という距離がはっきり示されています。8)は、漠然とした距離ではなく、ある特定の友人間の距離を示していますから、aがついています。9)は、例えば事故現場からこれくらい離れていれば安全だという距離を想定していますが、その距離は、ある程度の範囲におさまるはずです。危険な事故が起こったからといって、そこから50キロも100キロも離れなければならないということはないでしょう。このように範囲が想定される場合はaがつきます。一方、10)「歩いていける距離に」、11)「簡単に行ける距離に」は、具体的にどれくらいの距離かを想定しずらい <訳> |
| 14)年齢の話 |
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1) That's why we group people by age. 1)は、特に何歳とか、何歳から何歳までという限定はありませんが、2)は、10代前半の難しい時期のことを指しています。3)は、死んだ年齢を指しています。
4)のeternityは、文字通りの「永遠」で、無限の時間のことです。一方、5)のeternityは、10分とか20分といった待ち時間を「永遠」に例えているわけですから、有限の時間を表していることになります。 6) Learning a language isn't easy -- it takes time. 6)の it takes time は、ただ「時間がかかる」と言っているだけでどれくらいの長さか、また、いつのことかは述べられていません。これに対して、7)ではshortによって時間が「短い」ことが示されており、8)ではwhen以下によって、どのような時なのかが示されています。 <訳> |
| 15)温度の話 |
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1) Temperature varies in relation to pressure. 単に「温度」という場合はaがつきませんが、「40度という温度」になるとaがつきます。下に示したように、40度とは、無数にある温度の一つになるからです。 ・・・・37 38 39 40 41 42 43・・・・・ 3) There is no more room in the bottle; it is filled to capacity. 3)〜10)を読み、具体的な数字がつくことでaがつくようになる様子を理解してください。 <訳>
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