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  佐賀大の英語  


大問1・2の下線部訳は、和訳の練習を積んできた人なら特に難しくはないだろう。問題は、3・4だ。
大問3は、従来、250字で要約を書く問題が定着していたが、今年2008年は、150字以内で書く内容説明の設問が2つだった。対策として、要約問題を10〜20題解き、内容説明問題の類題も10題以上解くとよい。
大問4の自由英作文は、日本語の文章を読ませた上で、それについての意見を書くという、受験生が最も苦手とするパターンである。英語の勉強のほかに、日頃から小論文の練習などを通じて、自分の意見をまとめて書く練習をすべきだ。

[ 2008 佐賀大 解答時間100分 ]

(時間配分は最後に15分余るように配分している)

   配点   問題分野   問題内容   時間配分 
 1  20  読解   下線部訳1つ   10分
 2  30  読解   下線部訳2つ  15分
 3  30  読解   内容説明(150字以内)2問  30分
 4  20  自由英作文  意見を書く(100語程度)  30分







 

 [7.22.2008更新]

 過去問

 自由英作文の典型問題を1問見てみましょう。2007年の大問4です。


以下の文章を読んで、あなたの意見を100語程度の英語で書きなさい。


 いい哲学者になるためにたった一つ必要なのは、驚くという才能だ。赤ん坊はみんな、この才能をもっています。これははっきりしている。生まれてほんの数ヶ月で、赤ん坊はま新しい現実へと押し出されます。けれども、大きくなるにつれてこの才能はだんだんとなくなっていくらしい。

[2.11.2008更新]

 過去問解説

  自由英作文が苦手な人の中に、「自分の意見がない」「どういう意見を言えばよいかわからない」という人がおります。そうした人のために、ここで、意見の作り方を少し考えてみることにしましょう。

まず、問題文をよく理解します。
  
   
いい哲学者になるためにたった一つ必要なのは、驚くという才能だ。赤ん坊はみんな、この才能をもっています。これははっきりしている。生まれてほんの数ヶ月で、赤ん坊はま新しい現実へと押し出されます。けれども、大きくなるにつれてこの才能はだんだんとなくなっていくらしい。

問題文のポイントをまとめると次のようになるでしょう。

いい哲学者になるためには「驚く」という才能が必要だ。赤ん坊はこの才能を持っているが、大きくなるにつれてこの才能がなくなっていくらしい。

すぐに気づくのは、この問題文が尻切れトンボだということです。(「尻切れトンボ」の意味を知らない人は国語辞典を見よ) 問題文の後に、どのような話がつながっていたかを考えると、おそらく次のような内容でしょう。

大きくなっていくにつれて「驚く」という才能がなくなってくる。だから、哲学者は意識して新しいものに触れ、赤ん坊のときのような驚く才能を持ち続けなければならない

問題文が途中でブチっと切ったところで終わっているのは、上の下線部の部分を受験者に書かせるためではないかと考えられます。

これだけでは、まだネタ不足ですから、他のネタを得るためにツッコミを入れてみます。筆者は、いい哲学者になるために驚くことが必要だと述べていますが、そもそも哲学者はどうして驚きが必要なのかを考えてみるのです。すると、次のようなことが頭に浮かぶでしょう。

哲学者が新しい考えを生み出すには、既成の概念にとらわれずに自由に思考することが大切だ。驚きは、固定観念に捕われていない何よりの証拠といえる。

デカルトが「我思うゆえに我あり」という確信を得たのも、徹底した懐疑の末のことでしたね。(デカルトを知らない人は倫理の教科書を読んだり、ネットで調べたりしよう)


以上のネタを織り込んで答案を書いてみました。
 

I agree with this comment.  When you were a baby or young child, you could be surprised at almost everything you happened to meet because you had no prejudice against it.  Like a child, a great philosopher must have the ability to be surprised, and he must always try to have new experiences to maintain this ability.  If he ceases to be surprised, he will fall into stereotyped or established ideas, and will no longer be productive as a philosopher.   To find something new in everyday’s life , he must have a very flexible mind.  (95 words)

[2.11.2008更新]

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[2.11.2008更新]








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